「旧被服支廠の保全を願う懇談会」から案内が届きましたのでお知らせします。
日時:2021年12月26日(日)13時半~15時半
場所:平和記念資料館地下会議室2
2019年秋、広島県は安全対策を理由に所有する旧陸軍被服支廠倉庫3棟のうち、1棟のみ保存して他は解体するという方針を出しました。これに対して国内外から多くの反対意見や提案がなされました。私たちも署名活動をはじめとしてこの建物の大切さを考えていく取り組みを進めました。
その声もあって県は方針を再検討して保存検討の方向性を出し、今年の11月には利活用策を考える第1回の有識者懇談会が開催され、利活用を考えるワークショップメンバーの公募も行っています(12月15日締め切り)。
これを機会に利活用について広く皆さんの声を集める場(第2回目)を開催します。利活用案をお持ちの方、これを機会に考えたいという方、関心をお持ちの方などどなたでもかまいません。ふるってご参加ください。(下写真は利活用を待つ旧被服支廠倉庫)
<利活用提案予定者>
高垣慶太さん:崇徳高校新聞部平和班の班長として旧被服支廠解体問題等を積極的に取材され、高校生メンバーで利活用を考える場も作られました。現在は早稲田大学在学中です。
楠橋請ノ助さん:神戸大学大学院建築学専攻で、被服支廠で被爆された中西巌さんの体験などを伝える「つむぎ屋」グループの企画に参加されたことをきっかけに卒業制作で被服支廠倉庫の模型等を作られました。(メッセージ参加予定)
土屋時子さん:「広島文学資料保全の会」メンバーで、早くから旧被服支廠の利活用を提言されてきました。旧被服支廠を広く伝えるためにYouTube「被服廠ラジオ」ナビゲーターもつとめられています。
主催:旧被服支廠の保全を願う懇談会 申込み連絡先:090-6432-5054 多賀俊介
お願い:当日発熱、体調不良の場合はご遠慮ください、マスク着用をお願いします。